最新の哲学 No17

 

このブログの理論の大前提は「よくわからない」です。

不思議に思われる方もおられると思いますが、それは当然です。

あまりにも日常的に使用されるため哲学的理論のように重厚な大前提には似つかわしくないためです。

それに常識的には、その前に何らかの言葉があってこそ成立するのです。

たとえば、「あの箱の中には何が入っているのかわからない」

「明日の株価は、上がっているのか?さがつているのか?」

というように「箱」「株価」が「よくわからない」と続くのです。

当たり前ですが、「よくわからない」の前にくる言葉はすべて未来の事柄なのです。

ところが、この前につく未来の事柄(主語)を排して動詞である「をくわからない」だけを前提にしているのが、このブログの真骨頂なのです。

と言いますのは、これは人間の情報伝達の機能のみに特化した哲学だからです。

情報伝達の「情報の中身」は別に何でも構わないのです。

外側(人間の体以外)と内側(人間の頭)の接点を機械的に説明しようとするもので、

この点に関して言うと自然科学的アプローチだと言えないこともないわけで、この方法だと他の理論のように超難解な用語を使用する必要はなく、必要最小限度の用語で済むわけです。

このブログの理論(想像力拡大の理論)の中で使用されている言葉の種類が極端に少ないのもお分かりいただかるとおまいます。