最新の哲学 No18

私は自分が一度書いた文章は読まない主義なので、当然脱線が多くなります。

たとえば、脳は人間の体にとって主役ではないと、つまり脇役だと散々言った手前、

少しは脳についての知識を得ようとしましたが無理でした。

しかしその中で面白いと思ったのが「視覚野」というものです。

あなたが見る対象(景色など)は、その「視覚野」で完成されるそうです。

これだけなら「ああ そうですか」になりますが、興味深いのはその頭の中での場所が一番後つまり後頭部にあることです。

我々の外部から入ってくる情報ですので、上下、左右などの調整をする必要があるとは思いますが何も後頭部まで延長する必要があるでしょうか?

私は素人ですので多少の飛躍は許されるとして、その人の見た光景が本当にそのまま実際にそこに存在するのか?

存在するからその人が光景として見えたのだと言われれば「なるほど」としか言いようがありませんが、視神経から入ってきた情報が途中でいろいろと脚色されて、一番後ろの「視覚野」で完成したのではないでしょうか?

人間の視神経に情報が入ってくる、その発信元は(光景の元は)「視覚野」で完成された映像と似ても似つかぬゾンビのような光景かもしれません。

(いやこれはちよっと言いすぎだと思いますが)

ここまで来たらついでに言いますが、人間は自分の真後ろは直接見ることは不可能です。首の骨を折る覚悟があるなら別でしょうが。